「ごめん。龍、
卵好きだもんね。返すよ。」

そう言って卵を戻す。

てか、そんな
卵1つで、怒んなくてもいいじゃんか。


そんな顔で龍之介を見れば、
そのまままっすぐ見つめられ、


「子供扱いすんな。」


いきなり今度は、
そんな真面目な顔……