トシは何者かに掴まっていた。
自分が逃げるために、マミちゃんを犠牲にしたように見えた。
画面の中で公園は消えて、砂嵐になった。
画像はここで終わりなのかもしれない。
「嘘でしょ? あの日、マミちゃんは誘拐されてたってこと?」
あたしは誰ともなくそう聞いた。
「映像がまだ残ってる」
健にそう言われて、あたしはテレビに視線を戻した。
画面上には四角い建物が写っていて、その建物の上にヘリコプターがやってきた。
「ちょっと待って、この建物ってここじゃない!?」
伶香が声を上げた。
上からの映像だからよくわからないけれど、似ているかもしれない。
あたしたちは画面にくぎ付けになっていた。
ヘリコプターは建物の屋上に着地すると、1人の男がマミちゃんを連れて出て来た。
マミちゃんの目にはアイマスク、手には手錠をかけられた状態だ。
男はマミちゃんが逃げ出さないようにしっかりと腕を掴んで歩き出す。
自分が逃げるために、マミちゃんを犠牲にしたように見えた。
画面の中で公園は消えて、砂嵐になった。
画像はここで終わりなのかもしれない。
「嘘でしょ? あの日、マミちゃんは誘拐されてたってこと?」
あたしは誰ともなくそう聞いた。
「映像がまだ残ってる」
健にそう言われて、あたしはテレビに視線を戻した。
画面上には四角い建物が写っていて、その建物の上にヘリコプターがやってきた。
「ちょっと待って、この建物ってここじゃない!?」
伶香が声を上げた。
上からの映像だからよくわからないけれど、似ているかもしれない。
あたしたちは画面にくぎ付けになっていた。
ヘリコプターは建物の屋上に着地すると、1人の男がマミちゃんを連れて出て来た。
マミちゃんの目にはアイマスク、手には手錠をかけられた状態だ。
男はマミちゃんが逃げ出さないようにしっかりと腕を掴んで歩き出す。



