そのままの君で

「で、どうすんのよ、伊藤女」

麻琴が購買で買ったカフェオレのパックを飲みながら聞いてきた。

「どうしよう…」

クラスが離れたら今みたいに
話すこともなくなる。
もしかしたら、私の事なんか
忘れてしまうかもしれない。

クラスメートと言う関係。
そんなのクラス替えで
あっという間になくなる。