救急車が来て、凛桜を病院へ運ぶ。
もう凛桜は気を失ってて、死なないでと願うばかりだった。凛桜が目を覚ましたのは夜中。
流石にそばにはいてやれなかった。

数日が経ち、学校には凛桜の事が広がっていた。
「ねぇ彩菜〜。あんたの友達の凛桜?って子大丈夫?生きてるー?w」遊び半分で言ったのだろう。ヤンキーとかとつるんでるグループにそう言われた。
「ねぇ、その言い方やめてくれない?」

流石にカチンときた。自分の友達をそういう風に言われて。
「はぁ?何その言い方。あんた立場分かってんの?ねぇ!!」

そう言って1人がウチを突き飛ばした。

ドンッ!!……痛…
ウチはその子を睨んだ。