[完結]お試し同居してみたら甘い恋がはじまりました。




「だから“みっちゃん”か。私もみっちゃんって呼ぼうかな」



そう言って、からかうように笑い俺の顔を覗き込んでくる実花。

その額を手のひらでぐっと押して近づいた顔の距離をもとに戻す。


俺は秀じゃない。
秀じゃないけど……さすがに、整いすぎた顔が間近にあると動揺しそうになる。



「断固拒否。てか、お前もみっちゃんだろ」


「あっ、そういえば私小学生の時はみっちゃんって呼ばれてた!!」



だろうな。
名前の一文字目が“み”なんだから。



「じゃああたし、実花のことみっちゃんって呼ぼうかな!!」


「それもそれでややこしくない?班にふたりもみっちゃんって呼ばれる人がいたら、どっちがどっちだか」



和気藹々とそんな会話をしていると先生から指示が出た。