『下手に動揺してんじゃねーよ』っていう俺の無言の圧力に気付いたんだろう。
「無事に5人そろったな!!」
秀は明るくそう言って、また俺の肩を叩いた。
いちいち痛いなおい。
「とりあえず自己紹介から始める?名前と、出身中学と、好きなものが無難かな」
いや、そこは名前だけでいいだろ。
なんて秀の言葉に心の中で突っ込んだけど、秀は一方的に自己紹介を始めた。
「俺は斎藤秀!!甲南中学出身で、好きなものはらっきょう。よろしくなー!!」
「あはっ!!らっきょう好きとか、渋いね。でも私もらっきょう好き」
そう言って笑顔を見せた実花に、秀は赤面。



![[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10207-124.png)