実花がよく話してくるから、下の名前が若菜っていうことは知ってた。
「仲良くなれるかな?」
その質問に、俺はあまり間を置かず答えた。
「なれるんじゃないの?」
実花、物怖じしないフレンドリーな性格だし。
適応能力もすごいし。
出会って1日も経過してない俺と同居することを決意したようなやつだぞ。
多分、奈津美もうまくやれる。
「……仲良くなれなかったら、みっちゃんがそばにいてね?」
「そんな心配いらないって」
奈津美と話していると、秀が実花と…島北を連れてきた。
実花は俺の姿を見るなり少し驚いたような表情を浮かべたけど、それはすぐに笑顔に変わった。



![[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10207-124.png)