「…あれ?実花ちゃん」 「あっ、奈津美ちゃん!!」 目的地だったショッピングモールに到着してすぐ、奈津美ちゃんと遭遇した。 ……あれ。 奈津美ちゃんの右手、隣にいる人と繋がってる。 視線を奈津美ちゃんの右側に向けると、そこには背の高い男の子が立っていた。 「あれ…えっと……」 「二條さんじゃん!!やっぱ可愛いよなー。湊が溺愛するほどのことはあるなぁ」 奈津美ちゃんと手をつないだ彼は気さくに私に話しかけてきた。 「でもやっぱ俺からしたら奈津美の方が可愛い」