♡♡♡♡ 「実花、風呂空いたけど」 タオルで髪の毛を拭きながらリビングに入ってきた湊君。 Tシャツの上にパーカーを羽織る湊君をソファの上からじっと見つめていると湊君は首をかしげた。 「どした?」 「あっ、なんでもない!!」 また抱き付きたいと思ってました、なんて本人に言えるわけない。 ……あっ、ちょっと待って!! なんでもなくはない!! 私はソファから降りてパタパタと歩いて湊君のもとへ。 抱き付きはしなかったけど、湊君の左手首を両手でそっと掴んだ。