「……止まってるし」 湊君が愛用しているデジタル時計は動きを止めてしまったらしい。 湊君の落胆した声が聞こえてきた。 「まじでごめん!!」 「……いや、水道のそばに置いてた俺も悪いし。さっきいきなり怒声あげて悪かった」 湊君、腕時計無いと困るよね……。 時計好き…っていうか、時間管理大好きだから。 あっ、そうだ!! 湊君のプレゼント、決めた!! 今日の放課後学校の近くにある手芸店に行こう。 スポイトで指示薬を試験管に入れながら決意した。