「伊塚……!?」
そうステージの上にいる人の名前を口にして目を見開く長松君。
私も長松君と同じように目を見開く。
湊君はじっと私たちの方を見ている。
ザワつくステージ周辺。
そして私と長松君の周りにいる人。
「……実花。俺さ、やっぱり実花が誰かに取られるかもとか思ったら気が気じゃないんだよ」
何を言ってるの……?
「俺、相当お前のこと好きみたい。大好きだわ」
何を言おうとしているの!?
「二條実花は俺の彼女だから、誰ひとり手ぇ出すな」
一瞬の沈黙。
そのあと……。
「「「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!!!」」」



![[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10207-124.png)