[完結]お試し同居してみたら甘い恋がはじまりました。




適当だの掃除機もまともの扱えないだのと散々ディスられたから汚名返上してやる!って息巻いて。


カレイとアサリ、ほうれん草を買ってきて煮付けとお味噌汁とおひたしを作った。

もちろん6時に間に合うように。



料理をしてる私を、まあ彼は当然のようにディスった。

別に見張らなくても食べれるものを作れるのに、多分湊君は心配だったんだと思う。


未知の食べ物が出てくるかもしれない、って。

まあ失礼すぎるよね。



『適当すぎだろ!!』
『きちんと計量しろ!!』
『目分量とかまじふざけんな』


とか私の料理の仕方を叱りつつ彼は私の行動を見守っていた。

最終的にはうるさすぎてキッチンから追い出したけど。