タンスを開けて、中身を確認。
ハンカチとかを入れている場所から湊君のネクタイが出てきた。



「あったあった!!ごめんねー」



そう言いながら部屋のドアを開けると、すぐそこに湊君がいた。



「俺の洗濯物にはお前のハンカチ混ざってた。……夏休みボケか?」



そう言いながら湊君は私の手からネクタイを受け取り首をかしげた。

私はヘラッと笑って湊君の言葉に応える。



「そうかも!!毎日のように昼寝してたから、学校が始まって体が辛くて辛くて……」


「毎日ストイックに生活してないからだよ。俺と同じような生活してればよかったのに」



学校もないのに5時30分に起床?
無理無理無理!!絶対無理!!