「ただいまー」 「おかえりー」 ……ん? なぜ今、私の声に返事があったの? しかもこの声……!! 私は慌てて靴をぬいでリビングに飛び込んだ。 リビングでは湊君がソファに横になり携帯をいじっていた。 「湊君!!何やってるんですか!!」 「見れば分かるだろ」 「分かるから怒ってるの!!なんで寝てないの!!」