亮樹兄ちゃんは、部屋の入り口で突っ立っているあたしのもとに歩き、頭をぽんぽんっとなでた。 「ん。じゃあ、朝ごはん食べて早く行ってきな。俺は仕事行かなきゃいけないから、午後からちゃんとくるんだよ。」 こくっとうなずいて、部屋に戻り着替えると、とぼとぼと階段を降りた。 一気にふたつも残酷な宣告を受けたあたしは、まだ涙がぽろぽろと流れていた。 ちびちびと朝ごはんをたべると、部活のジャージに着替えて、家をあとにした。