花奈の家に着くころには、午後7時を過ぎていた。 「夕食にはちょうどいい時間だな」 良平がそう言いながら花奈の家のドアを開ける。 「ごめんくださーい」 「花奈~!」 私たちが呼ぶと、花奈がいつも通り家の奥から走ってくる。 ちなみに今日私たちがケーキを買ってくることは、花奈には言ってない。 要するにサプライズってこと。 「2人とも今日は来ないと思った!だいぶ遅かったね!」 花奈が心配そうにそう言った。 いつもなら午後5時ごろには花奈の家に着くから、確かに今日は遅かった。