私は愛と闇の間で揺れる(仮)

at12:00



「それじゃあ、誕生日を祝しまして乾杯!」


昴の声で皆のグラスが音を立てる


「一応、私からプレゼントあるんだけど」


皆が料理を食べ始めてから言う


「昨日、買ってきたんだけど、いらなかったら捨ててくれていいから」


1人ずつに渡しながら少し不安になる


「ありがとう!」


「藍雪、ありがと!すごく嬉しい」


「ありがとう」


「嬉しいよ」


「サンキュ」


昴にはオレンジ、華にはピンク、愁には青、蓮には緑、陽斗には赤のブレスレットを渡した


皆は喜んでくれたみたいだった





5時間くらいゲームなどをして過ごす



「ごめん、私時間だから行くね」


「えー!もう行っちゃうの?」


華はガッカリしたように言う


「…ごめん。片付け置いといて、帰ってきたらやるから」


「気にしなくていいよ、行っておいで」


蓮は優しい笑顔で言う


申し訳ないと思いながら私は皆に見送られて寮を出た