6月10日am7:00in寮
寮の生活にも慣れてきた6月
朝ご飯を作っていると蓮がスーツ姿で入ってきた
「おはよ、藍雪ちゃん」
「…おはよ。どこかに行ってきたの?」
「あれ?聞いてないの?俺、ホストでバイトしてるんだよ」
上着を脱ぎながらさらっと言う蓮
「…ホスト?」
「うん」
「大丈夫なの?」
「陽斗達は知ってるけど黙っててくれてるから、学校にはバレないよ」
蓮はテーブルの上の卵焼きをつまみ食いをする
「何にお金が必要なの?」
「…藍雪ちゃんには関係ないよ?」
顔は笑ってるけど目はとても冷たい
わかってた
蓮が私を受け入れてないことは
どこか一線を引いてる
それは私も同じだけど
「…そうだね。聞いた私が悪かったよ。」
蓮は一瞬目を丸くする
「ふーん…俺結構、藍雪ちゃんのこと好きかも」
そういって私に近づいてくる
私は壁の近くに立っていたせいで蓮と壁に挟まれる
「…何?」
「俺と付き合う?」
「それは私が好きだと言ってるのか?」
「うん。」
にこにこしてるが考えてる事が分からない
どういうつもりだろうか?
でも……
「見くびるなよ?」
「…え?」
「私がその辺の女みたいに頷くと思ったか?蓮が私を好きじゃないことくらい見てれば分かる」
今まで1番目を大きく目を見開いたあと、片手をおでこに当てて笑い出す
「ははは、最高だよ。藍雪ちゃん…」
「は?」
「最初から何となく分かってたけど、藍雪ちゃんは他の子とは何か違うね」
「……」
「…雰囲気かな?」
蓮は真剣に考えてる
「…私が他の子何か違うと思うなら…それは、」
♪〜♪〜♪〜♪〜
言いかけたところで蓮の携帯が鳴った
「あ、ごめんね。」
私から離れ携帯に出る
「はい、もしもし。……は?…母が?分かりました。」
今までにないくらい真っ青な顔で携帯を切る蓮
「どうした?」
「母さんが…入院してる母さんが発作を起こしたって…」
混乱しているのか固まったまま動かない蓮
「蓮!早く病院に行かないと!」
蓮の腕を引き玄関まで走る
「おい!お前らどこ行くんだ?」
階段に制服を着た陽斗がいた
「蓮のお母さんの病院に行ってくる。学校、休むから」
そう言うと陽斗の言葉を待たずに蓮を引っ張って大通りまで走る
タクシーに乗り込み蓮のお母さんの病院まで行った
寮の生活にも慣れてきた6月
朝ご飯を作っていると蓮がスーツ姿で入ってきた
「おはよ、藍雪ちゃん」
「…おはよ。どこかに行ってきたの?」
「あれ?聞いてないの?俺、ホストでバイトしてるんだよ」
上着を脱ぎながらさらっと言う蓮
「…ホスト?」
「うん」
「大丈夫なの?」
「陽斗達は知ってるけど黙っててくれてるから、学校にはバレないよ」
蓮はテーブルの上の卵焼きをつまみ食いをする
「何にお金が必要なの?」
「…藍雪ちゃんには関係ないよ?」
顔は笑ってるけど目はとても冷たい
わかってた
蓮が私を受け入れてないことは
どこか一線を引いてる
それは私も同じだけど
「…そうだね。聞いた私が悪かったよ。」
蓮は一瞬目を丸くする
「ふーん…俺結構、藍雪ちゃんのこと好きかも」
そういって私に近づいてくる
私は壁の近くに立っていたせいで蓮と壁に挟まれる
「…何?」
「俺と付き合う?」
「それは私が好きだと言ってるのか?」
「うん。」
にこにこしてるが考えてる事が分からない
どういうつもりだろうか?
でも……
「見くびるなよ?」
「…え?」
「私がその辺の女みたいに頷くと思ったか?蓮が私を好きじゃないことくらい見てれば分かる」
今まで1番目を大きく目を見開いたあと、片手をおでこに当てて笑い出す
「ははは、最高だよ。藍雪ちゃん…」
「は?」
「最初から何となく分かってたけど、藍雪ちゃんは他の子とは何か違うね」
「……」
「…雰囲気かな?」
蓮は真剣に考えてる
「…私が他の子何か違うと思うなら…それは、」
♪〜♪〜♪〜♪〜
言いかけたところで蓮の携帯が鳴った
「あ、ごめんね。」
私から離れ携帯に出る
「はい、もしもし。……は?…母が?分かりました。」
今までにないくらい真っ青な顔で携帯を切る蓮
「どうした?」
「母さんが…入院してる母さんが発作を起こしたって…」
混乱しているのか固まったまま動かない蓮
「蓮!早く病院に行かないと!」
蓮の腕を引き玄関まで走る
「おい!お前らどこ行くんだ?」
階段に制服を着た陽斗がいた
「蓮のお母さんの病院に行ってくる。学校、休むから」
そう言うと陽斗の言葉を待たずに蓮を引っ張って大通りまで走る
タクシーに乗り込み蓮のお母さんの病院まで行った

