「……お大事にね、相沢」 私はそう言うと、ぎゅっと制服のスカートを握りしめる。 「ん、」 たったそれだけの言葉なのに、私は涙が出そうになる。 あれ…… なに、普通に会話してんだ 「中谷さん……?」 「あ、ほら!早く行かなきゃ…」 私は澤田くんの腕を引っ張り小走りで保健室を出ていく。 奏太、ごめん…… 私は流れてくる涙をそっと隠しながら走り出した。