部屋につき、ベッドに座りながら携帯を見ると、朱里からたくさんのメールと着信がきていた。
あのあと、連絡してなかったからな〜
でも、今は話せる気分じゃない。
明日、明日学校で話そう。
そう考えて、充電器を差し込んでから眠りについたー。
いつも通りに起きて、隣の家を見ると、私は目を見開いた。
なん、で……
窓が開いていて、カーテンが揺れている。
あの日から絶対開けたことなかったのに…。
驚きながらも、リビングに行き朝ごはんとお弁当を作った。
「おぉ、毎日ありがとな」
お父さんはリビングに入ってくるなりそんな事言って椅子に座った。
それだけで、私は、さっきのことを忘れてしまうんだから。
そして、2人で座ってご飯を食べている時、お父さんは驚いたことを口にした。
お味噌汁を飲んでる時に、ゆっくり口を開いて、お父さんはこう言った。
「奏太くんとは、どうなんだ」



