やっと、お昼になり、いつもなら教室で食べるお弁当を今日はいつもと違うところで食べる。
「たまにはこういうのもいいですね~」
芹沢さんは、お弁当と水筒を持ち手を伸ばす。
「えー? 寒くないのぉ?」
朱里は、文句を言いながらも、シートに座った。
教室では食べにくいから、中庭に移してもらったんだ。
「……2人とも、話があるの」
靴を脱いで、シートに腰を下ろしたら私はふたりのことを見て口を開いた。
「……それってぇ、昨日のメール?」
「うん、そうだよ」
私がコクっと頷くと、朱里は、笑った。
「ちゃんと、話し合って、奏太と仲直りできたよ。 付き合えることになった……」
私が恥ずかしそうに下を向いて言うと、芹沢さんが大きな声を出した。
「え、ええっ!? 相沢くんと……!?」
「うん」
「……よかっ、たぁ…」
はぁ、と胸を抑えてそう言う芹沢さん。
たくさん心配してくれてありがとう
「美月、今、幸せ?」
朱里の問いに私は満面の笑みで言った。
「当たり前でしょ?」



