その後、お風呂に入って寝た私は、いつものうるさいアラームで目が覚めた。
「んーっ、」
背筋をぐっと伸ばし、大きなあくびをしてから、リビングに行ってご飯を作り出す。
しばらくするとお父さんが入ってきて、私の顔を見てびっくりしていた。
多分、目が腫れていたから。
「……おはよ」
「おはよう、昨日は奏太の家に行ったのか?」
その言葉にドキリっとして、目玉焼きを崩してしまう。
「……あ、絢乃ちゃんがご飯持って来てくれて」
「そうか。あとでお礼しとくよ」
そう言って、お父さんはコーヒーを口に入れた。
胸がズキリと痛んだ。



