恋愛クラブ

……書けないよ、こんなこと。


今までほとんど恋愛経験のない私。


理想のシチュエーションなんて、
恥ずかしくて書けないよ。


そこから先の恋愛に関する質問に、全て“なし”と書いた。



「できたぁ!」


全ての欄にぎっしりと記入した美月を待って、


私たちはその用紙を部室のドアに掛かるポストに入れた。


「これであたし達、恋愛クラブの部員なんだよね!」


いつになく陽気な美月と、
全く乗り気じゃない私は


お互い違う意味でドキドキしながら教室に戻った。