恋愛クラブ

学校の帰りとはまた違う会話。


子供達のおかげでリラックス出来てるのだろうか。
藤沢タクのマンションの前まで、会話が途切れることはなかった。



「タク様」


ちょうど“さようなら”とあいさつをしようとした時だった。


マンションの前に立つ老女が、藤沢タクの名を呼んだ。


「お待ちしておりました」


老女はゆっくりとおじきをした。


「だれ…?」


藤沢タクの横顔を見上げた。
タクはその老女をジッと見ていた。


「藤沢タクのおばあさん?」


「違う、使用人だ。藤沢家の」