恋愛クラブ

「…なんて言うか、最初は演技だからって軽い気持ちだったけど、最後は板挟みで結構つらかったです」



そう言うとナカマくんは腰を下ろした。


なんとなくだけど“三角関係”なんて言葉が似合わないような“いい人”の雰囲気がした。



「あたしは…嫌な女を演じようって思ってました。結果、本当に嫌われてしまいました!」



美月の一言に、昨日のケンカを知るみんなが笑った。
その言葉を受けて、サイトウさんが勢いよく立ち上がった。



そして目の前に座る美月に向かって、深々と頭を下げた。