「じゃーねー」 もう要はないと、行こうとすると…。 「おい、ま、待て!」 なによ。 早く行きたいのに。 答える気はなく、顔だけ理事長の方に向けると。 「お前は、お前達は何者だ。只者じゃないよな…。一体誰だ」 誰って人だし。 人以外の何者でもないし。 「人ですけど、何か?」