「万里くんが学校に来るなんて夢みたい!!」
「本当ー!目の保養になるねー」
授業中、女子がちらちら万里くんを見つめながら甲高い声を上げる。
真面目に授業を受けてるのは男子だけなんじゃないかな?現代文の先生そこそこわかりやすいからあたしはできるだけ聞きたいんだけどなぁ…。
万里くんは女子の好奇の目と、あたしへの嫉妬丸出しの目を視界に入れないように右半分をノートで隠している。…それあたしのノートなんですけどね、はい。
あたしたちの席は窓側の1番後ろ。あたし的にはベストな席なんだけどね。
さらに、普段は授業を受けない颯くんと輝も今日はいるから女子のテンションはMAXに近い。
あたしの前の席の茉央ちゃんは眠たそうに大きくあくびをして瞼をこすった。
「授業聞こえない」
「え、お前授業とか聞くタイプなの?」
何それめっちゃ失礼!!万里くんよりは聞くはずだ!聞いてもわかんないけどね!
1人でムカムカしつつ、シャーペンの芯を出しては折って、出しては折ってを繰り返していると、ガッタンと変な音がした。
そこに顔を向けると輝が自分の机に乱暴に腰掛け、膝の上に頬杖をついてあたしの方を見ている。
は?
やめなさいよアンタ。先生が困ってるじゃないか。ストレスで頭が大変なことになったらどうするんだ。
あたしが怪訝そうな顔をすると輝はなぜかニヤリと笑った。それを見て何を勘違いしたのか親衛隊が黄色い歓声をあげる。
ギョッとして思わず茉央ちゃんのブレザーを掴んだけど、茉央ちゃんはあたしそっちのけでスマホをいじっている。またLINEかよ。
「本当ー!目の保養になるねー」
授業中、女子がちらちら万里くんを見つめながら甲高い声を上げる。
真面目に授業を受けてるのは男子だけなんじゃないかな?現代文の先生そこそこわかりやすいからあたしはできるだけ聞きたいんだけどなぁ…。
万里くんは女子の好奇の目と、あたしへの嫉妬丸出しの目を視界に入れないように右半分をノートで隠している。…それあたしのノートなんですけどね、はい。
あたしたちの席は窓側の1番後ろ。あたし的にはベストな席なんだけどね。
さらに、普段は授業を受けない颯くんと輝も今日はいるから女子のテンションはMAXに近い。
あたしの前の席の茉央ちゃんは眠たそうに大きくあくびをして瞼をこすった。
「授業聞こえない」
「え、お前授業とか聞くタイプなの?」
何それめっちゃ失礼!!万里くんよりは聞くはずだ!聞いてもわかんないけどね!
1人でムカムカしつつ、シャーペンの芯を出しては折って、出しては折ってを繰り返していると、ガッタンと変な音がした。
そこに顔を向けると輝が自分の机に乱暴に腰掛け、膝の上に頬杖をついてあたしの方を見ている。
は?
やめなさいよアンタ。先生が困ってるじゃないか。ストレスで頭が大変なことになったらどうするんだ。
あたしが怪訝そうな顔をすると輝はなぜかニヤリと笑った。それを見て何を勘違いしたのか親衛隊が黄色い歓声をあげる。
ギョッとして思わず茉央ちゃんのブレザーを掴んだけど、茉央ちゃんはあたしそっちのけでスマホをいじっている。またLINEかよ。
