すきなのに!!

「っ…よ、よろしく」


「よし!ミッション1クリアだ!!」





あたしはガッツポーズをして万里くんの肩をバシバシ叩いた。頑張ったね万里くん!


これがきっと我が子を見守る母親の気持ちなのね…!!





あたしは今猛烈に感動している!!





涙ぐみながらきらきらと目を輝かせているとバシンッ!と物凄い力で頭を叩かれてあたしは「うっぎゃあああ!!」とぶっ飛んだ。



誰だ誰だ?!!




後ろを振り返るとそこには…





「おい村山。通行の邪魔だぞ」


「っ?!!木嶋先生…!」





我らが担任、木嶋先生…。


いやだいやだいやだ!
この人怖いもん!!

今だってあたしのこと出席簿で叩いたし!!


顔はかっこいいのに性格がね。
この学校そういう人多いよね。


凛に助けを求めようとしたけど凛はなんだかそわそわして落ち着きがない。え。どうしたの?



なんかやたら先生のこと見てるし…。


先生は凛を見つけるなりあたしに向けていた鬼のような顔から一転して優しく微笑む。


詐欺だよね、これ。


「榎本、毎日毎日村山の世話大変だろ?可哀想に…今すぐコイツと縁を切れ」






…コイツ最悪だな!!!