愛「あの子たち…気づいたかな……」



？「あの子たち？」



愛「うん…まぁ気づかなかったなら

“あの子”に対する愛情はそんなもんって事ね」



？「意外と考えてるのね…」



愛「当たり前でしょ？バカにしてんの？」



？「フフッ違うよ……成長したなって思って

だってあの時は6歳ぐらいだったもんね」



愛「13歳で行っちゃうから

寂しかったんだよ？」



？「まぁお父さんも死んじゃったし

お母さんも体調崩してたしね……


仕方ないよ……………


お母さんは？元気にしてる？」



愛「………………んだ……」



？「えっ？もしかして………」



愛「とっくの前に……死んじゃったよ……」



？「そ…っか………」



愛「お墓参り……行ってあげてね？

お母さんも、喜ぶと思うよ？」



？「うん……このことが落ち着いたらね…」



まぁそうだよね……



？「じゃあまた何かあったら連絡するね？」



愛「よろしくね……」



？「うん……またね！」



そしてお金を置いてお店を出ていった



“あの子”元気らしいね……なら良かった……




カランカラン



？「あの……愛さん？」



おぉ、解けたのかな？



謎が…


愛side end