疾風「ムゥ……」


乱条ってやっぱり餓鬼臭いよな……



蘭「じゃあ片付けからリビング行くよ…






多分…」



疾風「わかんなかったらちゃんと


メイドに聞くんだよ?」



蘭「ハイハイ」



パタン




さてと……



まずは片付けるか




クローゼット………………あった





カチャ


蘭「はぁ……なにこれ」




なんでウォークインクローゼットに


なってるの?




乱条、私のセンス知らない系?




まぁいっか


どうせほとんど使わないし




てか……こんなデカいの使ったことないし…




廊下にメイドさんいないかな



ガチャ








あっ、いた




蘭「あの、メイドさん」




「なんでしょうか」




蘭「ここのクローゼットの事なんですけど…」




「ウォークインクローゼットは

お気に召しませんでしたか?」




蘭「いえ!そんなことないんですけど……



大きすぎて使い方が分からなくて……」




「それでは私にお任せ下さい


お部屋、失礼してもよろしいですか?」




蘭「全然!入ってください」




「では、失礼します」