その後も鉄棒にぶらさがったりと夕方になるまで遊んだ。


            
そろそろ帰ろうかな…




その時だった…――




“明人〜!”



            
????!


私は思わず見てしまった。

すると作業服を着た男の人がやってきた。




アキだ…―――


                        
思い出した…


さっき気にした母は…

                        
いつかファーストフード店でアキの横に居た女の人だ…――




アキはバギーに乗った子を抱くと、女の人と楽しそうに話していた。



私は見つからないように帰ろうとした。