家に帰ると彼方がいた。 もう私の家なんて小学生以来あがっていないというのに どうしていきなり。 「なんで彼方が居るの?」 『あ?うっせぇ、黙ってろ。』 彼方は何故かうちのキッチンの前に立っている。 よし、というと、私の前に運んでくるのは、 「わぁぁ!」 私の大好きなハンバーグ。 「なんで、彼方作れるの?」 『うるせえな、黙って食えよ。』 彼方は1人、いただきますと食べ始める。 彼方は知っているのかな? 私が嫌われていたこと。