「まとめると、明さんは、補習を受けてその代わりにご飯を作って…要…諸星先生はお返しに動物園に誘い、その帰り雨に濡れて風邪をひいた…」
「はい」
私の真横に諸星先生を見て並んでいた清水先生が、向きを変え私と向き合う形になった。
「私のせいかも!と思って今日お見舞いへ来たのね?」
「そうです…」
「要くん!!こんなこと私以外にばれたらどうするつもりだったの!」
「せっ、先生…諸星先生は病人です」
あまりにも勢いよくそう責めるものだから、つい庇ってしまう。
「いや、家にくるのお前くらいだろ」
「なによ!逆ギレ?!」
と、2人がまたバチバチと闘争心を燃やし始めたところで、私が割って入った。

