「私薬と飲み物買ってきましたから、これ飲んで下さい!っと、その前に何か朝から食べました?」 「いや、何も。食べれそうになかった」 そりゃ、先生の作るものなんて大体カップ麺だろう。 病人が食べるものではない。 「お米はありますよね?」 「ある…と思う」 「お粥作りますから!ちょっと待ってくださいね。その後に薬飲んで下さい」 先生をぐいーっと押しベットに寝かせる。 インターホンを押して起こしたのは私だけど、寝てもらわないと困る。