「あれ、先生恋愛系の歌も聴くんですね」
この間は私の知らない曲ばかりかかっていたのに、今日は私でも分かる流行りの女性歌手の恋愛ソングだった。
「あー、それ。たまにな」
「ふーん」
たまにと言う割に、曲を聴いて楽しむ様子がない。
「あ!先生!しりとりしません?」
「え、嫌っていったら?」
「ら?ら…らっこ!」
「おい…」
先生の言葉も聞かず勝手にしりとりを始める私に呆れる先生。
「小判…はい終了」
「うっそ!先生ひどい…」
泣くそぶりを見せる私の頭を笑いながらぽんとたたく先生。
また、頭触られた…。
何故だか、その触れられた部分だけが熱くなる。
…なにこれ。

