先生のことなんて好きにならない!





すると、ずんずんと洗い物を放って歩いてくる先生。



「初めて初めてって、そうやって男の部屋で言うな」



ぎゅうっと熱く抱きしめられた。


先生の頭が右肩に重くのしかかる。


少しくすぐったい。



「はー…抑えられなくなるからこれ以上可愛いこと言うな」



盛大なため息と、もう一度私をぎゅっと抱きしめて離した時には先生の笑顔が見えた。



「好きだなぁ…」


「え?」



あまりにも唐突のことで、思わず聞き返してしまった。



「もう言いません」



もう言わないって言ったけど、私の頭の中では先生の言葉がループしてるよ。