「要さ〜ん」
「なっ?!」
遠くから実習生の声がするかと思えば、要さん…って言いました?!
廊下から覗くように目だけをひょっこりと出し、その声がしたほうをみた。
「要さん…肩にほこりが…」
また要さん!!それに、先生の腕にぴったりとくっつく実習生の手のひら。
それを支えにして、もう片方の手でほこりをとっていた。
そ…そんなにベタベタする必要ある??
そんな時、ふいに実習生がこちらの視線に気付いたのか振り返り、ばっちりと目と目が合った。
そして、にっこりと笑う実習生…
完璧に喧嘩売られましたよね…?

