「先生…?」
と、呼びかけると、ぐーっと眉間にしわを寄せて目を瞑り、その後目を開いたときにはいつもの表情をしていた。
もしかして、今の寝ぼけてた…?
でも、先生私の名前呼んだよね?
「あれ、悪い。寝てた」
「だい…じょうぶです」
かあっと熱くなる頬に手の甲を当て、何とか沈め、
「あ、今日はここでお昼食べても良いですか?」
と、できるだけいつも通りにと、平然を装って聞いた。
「ん?いいけど、何?喧嘩でもした?」
よかった。変ではなかったようだ。
…って、
「喧嘩とかじゃないですよ!友だちが部活で呼ばれたから一人になっちゃっただけです」
「ふーん。なら良いけど」
「あ、お弁当広げますね」
そのまま、目の前のテーブルにお弁当を広げ、近くの椅子を持ってきて座った。

