放課後になり、言われた通り、教室の鍵を開け、中で待っていると、外から賑やかな声が聞こえてきた。
「えー!同じ大学ですか?!じゃあ、今度ある学芸祭来てくださいよ〜」
この声、実習生の声だ。
課題を広げ、予習をしていた私の手が止まる。
「遅れて悪かった」
そう言って、なんだか楽しそうな雰囲気で入ってくる諸星先生と教育実習生。
「あ、いえ…」
二人から目を背けるようにそう答えると、実習生がぐいっと前に出て、
「え!いつも二人で補習ですか?!」
と大きな声で聞いてきた。
「そうだが…?」
「それってまずくないですか??」
私の視界に入るようにぐっと前に出てそう問う実習生。
「え??」
それに反応したのは私。
何がまずいというのだろう。

