少し歩いたところで、正門前で生徒に挨拶をする2人の先生が見えた。
「あ、清水先生と諸星先生だ」
そう言って、はるは担任である清水先生に向かって走り出した。
その後を私と夏くんが追う。
「おはよう」
「おはようございます」
先生からの挨拶に私たちも返す。
やっぱり清水先生は朝から綺麗だ。
「あ、七瀬。今日は補習あるから」
「はーい」
隣から諸星先生にそう告げられた。
今日は清水先生が居るからか、諸星先生の周りに女子の集まりは出来ていなかった。
でも、清水先生との関係を知っている私からすれば少し複雑…
って、どうして複雑にならなきゃいけないの。
2人がまた仲良くしていようが関係ないじゃない!
どうやら、諸星先生の家で清水先生に会ってから何かが心をもやもやとさせるようだ。

