「だって七瀬ちゃんかわいいから。付き合ってると思われても損はしないかなと思って」
「損しかないでしょ!彼女できないよ?」
「確かに。でも、七瀬ちゃんが付き合ってくれれば解決するんじゃない?」
「何言ってるの」
だめだ。この人たちに流されちゃだめ。
夏くんてこんなにお調子者だったのか。
「2人、仲良しさんだね〜。私も仲間にいれて!」
そう言って、どさくさに紛れ私と夏くんのお弁当のおかずを盗むはる。
「あっ、ちょっと!」
「おいしい〜」
ほっぺに手を当てうっとりとするはるを見ていると、つい許してしまう。
夏くんも、またその様子を見て笑っているし…3人でいるといつも以上にうるさい。

