「皆には何がわかるの?翔くん、最初はウザイみたいな顔してたけど今では優しいんだよ!?朝から私が付きまとっても受け止めてくれるんだよ?この前あげたクッキーなんて砂糖と塩間違えてたのに美味しいって言ってくれたんだよ?そんな翔くんを知らない皆にあーだこーだ言って欲しくない!!」そう泣きそうになりながらも七菜は言った。
「え、ねぇ翔くんじゃない?」俺に気づいた周りにいた女の子が言うと「翔くん?」七菜が訪ねた。気まずくなったのか七菜以外の女子は教室を出ていった