「ほっほっほ。また会ったのぉ、お嬢さん」



向こうから誰か歩いてくる。



「あなたは!鐘の…」



そう、歩いてきたのは、あの鐘を鳴らしているおじいさんだった。



「どうしてここに…?」



「まぁまぁ、なにも言わずに聞きなさい」



「はい…」