「ほーらね?あんたもそう思うでしょ?」



「あ、私……」



「言っちゃいなさいよ。2人なんて消えてしまえば………な、なに⁉︎この光は…や、やめて!き、消えちゃう…消えたくない!!」



突然苦しみだしたもう1人の私。



声に驚いて顔を上げると、もう1人の私は真っ白な光に包まれていた。



「この光は…」



「いやぁぁぁ!!」



そのままもう1人の私は消えてしまった。



悲痛な叫びを上げて。



あの光はいったい…。