10歳…

「桜木小学校から転校してきました。陶山 まゆです。よろしくお願いします」



「じゃあ陶山さんはそこの席に座ってください」



「はい!」



ガタッ…



「私、如月 つむぎ。隣の席になったし、よろしくね!」



「うん!私は…ってさっき言ったか!如月さん…だよね?私のことはまゆって呼んで!」



「うん!私もつむぎでいいよ?」



「じゃあつむぎ!これからよろしく!」



「うん!」



そして私は運命と思える人と出会えた。



この先一生、これ以上はないくらいの親友との出会いだった。