友情は初恋と引き換えに

ピロン



「あ、携帯の電源切るの忘れてた!」



一応この学校にいる間は先生であり、仕事中。



電源を切っておこうと、鞄から携帯を取り出すと…。



「圭介?」



新着メールの差出人は圭介だった。



何かあったのかもしれないと、メールの中身を確認する。



【ごめん!仕事がおして間に合いそうにない!本当にごめん!6時までには帰るから!】



「あちゃー」



まあ仕事ならしょうがない。



もともと無理やり時間を作ろうとしてたんだしね。