恥ずかしさのあまり、お互いに黙り込んでしまって静かになった。



なんか実感ないけど…私、龍人君と付き合い始めた…んだよね?



ホントのホントにカップルになっちゃったんだよね⁉︎



つむぎにもちゃんと報告しなくちゃ!



…………ん?



あれ?



もともとここにはつむぎが来る予定で、なぜか全然来なくて、代わりに来たのは龍人君で…。



これってもしかして…。



「つむぎがわざと私達を……」



「あ、ああ…そういえば俺、つむぎに背中押されてここに来たんだっけ」



じゃあやっぱり、つむぎがしてくれたんだ。



「つむぎに感謝しなきゃね!」



「おう!」


今ここにあるこの幸せはつむぎのおかげなんだ。



本当に本当にありがとね。



つむぎは私の世界1大切で大好きな親友だよ……。