「大丈夫だって!よし!それじゃあ……んー、学校の鐘でも見に行く?」



反対側の棟の屋上にある鐘を指差してニコッと笑うまゆ。



「え?…う、うん」



本当に大丈夫なのかな?



「じゃあレッツゴー!」



どうしよう…なんとかなるといいんだけど…。



きっと大丈夫!……だよね?



私とまゆは謎の余裕を持って、学校の屋上にある鐘に向かって歩き出した。