友情は初恋と引き換えに

バス停に着いて、バスの時刻表を確認。



「次は……」



「つーーむーーぎーー!」



「え⁉︎」



なんと聞こえたのはまゆの声。



驚いて後ろを振り返る。



案の定、まゆと龍人が息を切らして走ってきた。



「まゆ…龍人…なんで…」



「はぁ…はぁ…なんで…じゃ、ないよ!」



大きく深呼吸して息を整えようとするまゆ。



「陶山疲れすぎ」



対する龍人は全然余裕みたい。



さすが男子。



「……なんで先帰っちゃうかな〜。お母さんいないし」



「まぁ、俺もこんなことだろうとは思ったけどな」