友情は初恋と引き換えに

「見てるのも辛いし、私は帰るか」



携帯を取り出して、まゆにメールをうつ。



【ごめん、お母さんに会ったからそのまま一緒に帰るね!お幸せに〜!】



最後にさっきの写真も貼り付けて…。



ピロン



送信ボタンを押した。



「いこ…」



薄暗い道をとぼとぼ下を向いて歩いていく。



「ダメダメ、暗くなっちゃダメ!」



パン!



自分のほっぺを強く叩いて気の取り直し。



「いったーい」



自分でやっておきながら結構痛かった。



気晴らしに影遊びをしながらバス停に向かう。



影が伸びすぎてよくわからなくなってるけど。